
作品紹介
動画出典:Elise Trouw
作品情報
Unraveling
アーティスト:
・Elise Trouw
リリース:
・2017年
アルバム:
・1stスタジオアルバム "Unraveling"
アーティスト情報
Elise Trouw(イリース・トルー)
1999年、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身。
6歳の時、Evanescenceの"My Immortal"を弾くことを目的にピアノを学び始める。
ゲーム『Rock Band』でドラムを叩いたのをきっかけに10歳からドラムのレッスンも受けるようになる。
その後グラミーキャンプ奨学生に選ばれ、2016年に同奨学生OBの歌手Sam Hunt(サム・ハント)とロサンゼルスのClub Nokia(現The Novo)で演奏
学校は音楽キャリアを優先させ、1年早く卒業した。
2017年後半、2018年前半にYouTubeとfacebookで2本のマッシュアップ動画を投稿するとこれがヒット。
2018年2月にアメリカのトークショーJimmy Kimmel Live!にてライブパフォーマンスをしたことを機に知名度を上げる。
レビュー
感想
「俺の嫁を紹介してくれ」との依頼を受けて初めて聞いたイリース・トルー(インタビュー動画を見ると名前の発音は"エリーズ"に近いようだが…)、紹介されるまで名前すら聞いたことがなかった。
ルーパーを使って一人で複数の楽器を演奏して曲を作り上げていくスタイルが特徴で、今回紹介した曲のMVでもギター、ベース、ドラムを演奏するカットが挿入されている。
本当はアレンジの仕方やマッシュアップがとても出来がいいので、そっちを紹介したかったけど応援の意味も込めて、オリジナル曲を紹介(マッシュアップについては後述する)。
オリジナル曲に挑戦するのはこのアルバムが初挑戦だったみたいね、ソングライターに入ってもらってる様子。
オリジナル曲何曲か聴いてみたけど、Radiohead(レディオヘッド)、The Police(ザ・ポリス)、Adele(アデル)、John Mayer(ジョン・メイヤー)、Steely Dan(スティーリー・ダン)、Tower of Power(タワー・オブ・パワー)から影響を受けていると本人が言う通り、ややゆったり目のメロディのものが多かった。
クラウドファンディングサイトERLYBIRDへの書き込みによると「もともとは自分のことをドラマーだと思っていた」「ジャンル的にはオルタナティブ・ポップが一番近いかな」だそう。
まだまだ伸びそうな印象、今後の活躍が楽しみである。
補足
イリースのYouTubeチャンネルを漁っていたら、"The Girl from Ipanema"のカヴァーを歌っている映像を発見。
マンガ『BLUE GIANT』の記事であらすじ紹介した、「聴衆の前で行う初めてのライブセッション」で演奏した曲がこちら。
元はボサノヴァなんだけどね。
アレンジされているものの、皆このメロディには聞き覚えあるはず!
動画出典:Elise Trouw
もっと作品を楽しむために
まずは「マッシュアップ」の意味から。
2以上の異なる曲から片方はボーカルトラック、片方は伴奏トラックを抜き出して、1つにまとめる手法のことだ。
選曲センスもそうだけど、ここに彼女の歌声とルーパーを駆使した演奏が乗るとまるで最初からそういう曲だったかのように聞こえるから不思議だ。
記事執筆時点で彼女のYouTubeチャンネルにアップされているマッシュアップを2曲紹介する。
まずは、公式チャンネルにアップされた動画の中でおそらく一番知名度の高い"Foo Fighters Meets 70's Bobby Caldwell"。
動画出典:Elise Trouw
Foo Fighter "Everlong"の伴奏でBobby Coldwell "What you won't do for love"を歌っている。
動画出典:Foo Fighter
どうして合わせようと思ったんだ。
そして違和感がない。
上手い。
ボーカルトラックの原曲の公式のものがなかったので、気になる方はリンクからYouTubeの検索結果をチェック。
2曲目は"Radiohead Meets The Police"。
個人的にはこっちの方が好み。
動画出典:Elise Trouw
Radiohead "Weird Fishes/Arpoggi"の伴奏でThe Police "The Bed's Too Big Without You"を歌っている。
こちらもボーカルトラックの原曲の公式のものがなかったので、伴奏トラックの原曲のみ以下に掲載する。
ザ・ポリスの方も原曲聴いて欲しい。
曲調全然違うから。
動画出典:Radiohead