【映画】Indiana Jones and the Last Crusade│インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
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作品紹介

動画出典:YouTubeムービー / Paramount

JACK
僕の少年時代のヒーローの一人。今観ても格好いいなぁ。

作品情報

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
(原題:Indiana Jones and the Last Crusade)

監督:
・Steven Spielberg(スティーヴン・スピルバーグ)

出演:
・Harrison Ford(ハリソン・フォード)
・Sean Connery(ショーン・コネリー)
・Alison Doody(アリソン・デューディ)
・Julian Glover(ジュリアン・グローヴァー)

公開:
・1989年5月24日(アメリカ)
・日本公開は1989年7月8日

上映時間:
・128分

あらすじ

1938年アメリカ。

世界的に有名な考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズは久しぶりの大学での講義後、黒い車に乗った男たちによって豪華なアパートに呼び出された。

呼び出し主は博物館の多額の出資者、ドノヴァン。

曰く、イエス・キリストの聖杯の所在を示す石板の半分を入手し、もう半分を得るためにヴェニスへ調査隊を派遣したが、隊長が調査中に行方不明となってしまったため探索に出て欲しいとのこと。

渋るインディだったが、その隊長が父ヘンリーであることを知らされ、その依頼を受けることに。

大学に届いていたヘンリーの手記を手に、博物館の館長マーカスと共にヴェニスへと向かう。

ヴェニスに着いたインディをヘンリーの助手を務めていた考古学者エリザが出迎え、彼らにヘンリー失踪の詳細を伝える。

エリザと共にヘンリーの失踪した図書館に隠された謎を解読し、秘密の地下墓地を探索していたインディはもう半分の石板を発見するが、謎の集団による通路への放火により妨害される。

地下から命からがら抜け出したインディは襲撃者の一人を捕らえることに成功し、襲撃者の正体が聖杯を守ることを使命とする「十字剣兄弟団」であることをつきとめる。

インディの目的が聖杯奪取ではなくヘンリー救出だと知った襲撃者からヘンリーの居場所を聞き出したインディは、父の捕らわれるオーストリアとドイツの国境にあるブランワルド城へと向かう。

ナチスの秘密基地となっていた城内で、捕らわれていた父と再会するインディであったが…。

レビュー

感想

George Lucas(ジョージ・ルーカス)とSteven Spielberg(スティーヴン・スピルバーグ)のタッグという夢のコラボレーションから産まれた本シリーズの中でも僕はこの作品が一番好きだ。

インディの名前の由来や、あのスタイルになるきっかけなどシリーズファンには嬉しい情報も盛り沢山。

神殿の「試練」も過去2作より洗練されていて、少年時代は手に汗握ったものだ。

少年時代の憧れはやっぱり今も色濃く残っていて、トレジャーハントものはいつ観てもワクワクしてしまう。

ちなみに補足すると、僕の少年時代の"スクリーンの憧れ四天王"は『インディ・ジョーンズ』のインディ・ジョーンズ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のエメット・ブラウン(ドク)、『酔拳2』のウォン・フェイフォン、『マスク』のスタンリー・イプキスだ。

 

『インディ・ジョーンズ』好きな人には是非ともPS4のゲーム『アンチャーテッド』シリーズと『トゥームレイダー』シリーズをプレイしてほしい。

どちらも優れたトレジャーハントものだし、『トゥームレイダー』に至ってはインディ・ジョーンズの影が拭えずに主人公を女性に変えたという逸話もあるほどだ。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』のジョセフ・ジョースターも公式には言われてないけど、絶対影響受けてるだろうし。

著作権関係で揉めたアニメ『モンタナ・ジョーンズ』なんかそのまんま。

トレジャーハントの最高傑作ですねぇ。

 

ストーリーが優れているのは言わずもがななんだけれど、せっかく僕のブログを読んでくださっている皆様には違うところに注目してもらいたい。

それはRiver Phoenix(リヴァー・フェニックス)が演じたインディの少年時代に出てきたサーカス列車

映画『グレイテスト・ショーマン』のレビュー記事既読で勘のいい方はもしかしたら気付いたかもしれない。

そう、映画『地上最大のショウ』だ。

(頻出なのでそろそろ観なくてはいけないような気がしている)

 

この映画『地上最大のショウ』を意識したサーカス列車から本作が始まるのにはちゃんとした理由がある。

以下のスピルバーグのスピーチでも言及されている通り、この映画は彼が人生で初めて劇場で観た映画であり、映画製作への第一歩を踏み出すきっかけとなった作品なのだ。

『インディ・ジョーンズ』の始まりを描くこの作品で、彼は自身の映画人生の始まりに言及しているのだ。

動画出典:Corporate Valley

もっと詳しく
上記スピーチの全文和訳はこちらで。

父との思い出でもあり、自らの映画作りの原点。

シリーズ3作目にしてインディの父を登場させ「父との和解」を描き、原点へのオマージュも忘れない。

公開から30年近く経過した今も色褪せない名作である。

Paramount Pictures CorporationからWalt Disney Studios Motion Picturesに配給会社が変更され、全米公開が2021年に延期された第5作も楽しみ。

JACK
次回作はルーカス不参加らしい。第4作目評判悪かったが挽回なるか。

もっと作品を楽しむために

この『インディ・ジョーンズ』シリーズ誕生はルーカスとスピルバーグのハワイでの雑談に端を発するらしい。

詳細について詳しく知りたい方は下記リンク先を読んで欲しいんだけれど、元々アクションヒーローものが撮りたくて『ジェームズ・ボンド』シリーズに興味のあったスピルバーグに、ルーカスが第1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(原題:Raiders of the Lost Ark)のプロットを紹介したのが始まりだとか。

初代ジェームズ・ボンド役のSean Connery(ショーン・コネリー)をインディの父親役として抜擢したことからも、その傾倒ぶりがうかがえる。

「この役が生涯で一番好きな役」だと後に本人が語るほどのハマり役。

JACK
傘を使って鳩を追い立てる真似をしたのは僕だけじゃないはず…
もっと詳しく
尾崎一男によるコラム「インディ・ジョーンズ誕生の秘密」

 

補足

補足というかトリビアネタを一つ。

インディ・ジョーンズの名前はルーカスの飼っていた犬(アラスカン・マラミュート)の名前「インディアナ」に由来しているんだけれど、実はこの犬『スターウォーズ』のチューバッカのイメージ元でもあったらしい。

『インディ・ジョーンズ』シリーズには『スター・ウォーズ』へのオマージュが数多く散りばめられているので探しながら観てみると面白いかも。

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